【開催レポート】全国大学生グリーンミーティング2023(秋)

こんにちは!事務局のNです。

2023年10月7日(土)に、「全国大学生グリーンミーティング2023(秋)」を開催しました。今回のイベントは完全オンライン開催となり、関西を中心に6団体17名もの学生が集まりました。

まずは、全国ユース環境ネットワーク事務局の大木氏より、話題提供として、1992年の地球サミットからどのような流れでSDGsの目標がどのようにたてられたのか、なぜユース世代が重要今後の持続可能な社会において重要であるかの説明を行いました。そのほか、「Think globally, Act locally」などのキーワードを提示し、これからどのように私たちは環境問題、SDGsを考えていくべきか問いかけを行い、1992年に行われたリオ地球サミットでのセヴァン・スズキ氏の動画を視聴し、持続可能な社会づくりのための取組が喫緊の課題であることを参加者で再認識しました。

その後、各団体の代表者より団体紹介の時間で、お互いの活動内容を知りました。

その後、グループに分かれて自己紹介を行い、個人で気になっている環境問題やニュース、出来事を共有しました。また、今年自分の団体でやりたいと思っていることや、困っていることを自由に話し、団体間で意見交換を行いました。

その後、グループワーク②では、同じ団体メンバーのグループになり、グループ①で出た意見を共有し、他団体の活動をヒントにして自分の団体に活かせることややりたいことを議論しました。主な意見・感想は以下の通り。

  • 同じ悩みを抱えている団体が多く、自分たちがやっていないことをやっている団体を知って良い気づきになった。生態系の出前講座を今度やってみたいと思った 
  • 香川大学と長崎大学でオンライン上でゴミ拾いの成果を報告し合うという取組を初めて知った。自団体でも同じようなことができないか団体に持ち帰って検討したい 
  • 出前講座自ら考える観点について考えた。例を出すと、高知県の地球温暖化防止活動推進センターの「失敗母さん」という動画がある。「失敗」をテーマにすることで視聴回数が増えた事例があった。「失敗」からアプローチをすると、新たに届くところがありそう 
  • 特に意見交換で広報について考えた。活動内容は素晴らしいが、活動をどのようにいろんな人に知ってもらうのかが今後の課題である 
  • ミーティングの頻度を増やすことが大切だと思った。企業や他団体と関わった際に、ミーティングを重ねることで意見の衝突などが防げれば良いと思った 
  • 農業体験・出前授業など、自団体でやったことのない学外での活動を知って刺激になった。まだ設立して2年目の団体なので、大学のシステムを模索している。昨年までの活動を生かしつつ、自分たちの枠組みを作っていけたらよい 
  • 全国の様々な大学から話を聞くことができて勉強になるとともに今後のアイデアをもらうことができた。団体にとどまらず、地域や大学を巻き込んで積極的に活動していきたいと感じた 
  • 出前授業などを通して小学生や中学生に環境のことを知ってもらい、地域とのつながりができる取組はとても良い取組だと思った 
  • どの団体の活動も素晴らしかった。自団体の課題や改善策の気づきを別の視点から見つめなおすことができた 

イベントが終了した後も、サークル活動の悩みや環境問題に対する活動など…話が尽きませんでした!次はぜひとも関西で対面のイベント実施ができたら良いなと思いました。

参加団体一覧

団体名 活動内容 
長崎大学 エコマジック 学祭でのごみ削減、大学近くの河川清掃、森林間伐ボランティア 
近畿大学農学部 学生団体Feelink 環境教育、生態系保全、野菜栽培、企業や他大学の方との環境イベント実施 
香川大学 学生ESDプロジェクトSteeeP フードドライブ、海ゴミイベントの開催、環境教育 
京都繊維工芸大学 環境サークル あーす 古着回収イベント、ペットツリー作成 
立命館アジア太平洋大学 ECOS 農業研究、SDGs教育、有機農業、蛍保護活動 持続可能なコミュニティーとのつながり活動 
北見工業大学 環境保全学生委員会KITeco 不用品リユース企画、ゼロカレキテコ、ゴミ拾い、海岸清掃 

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